父子叙情   8

作品ナンバー  0−09

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夜勤終へ帰りゆく黒き群れの上星座は香き神話の形

作業終えし女らが帰る傍を早き灯をともし機関車がゆく

頬被りとり小さき髷もつ中年の女となりて門いでてゆく