父子叙情   7

作品ナンバー  0−08

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心きほひし日もとほきかな雪山の雑木の梢あかみおびたり

氷らむとする山の湖水に浮びいし赤き林檎の皮を見しこと

よこざまに吹雪けるみちにあひし故肩たたき朝の挨拶を言ふ