作品ナンバー 0−07

父子叙情   6

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雪明りさせし湯どののせまきまで妻と三人の子の裸像あり

こほりたるわが頬を掌もてあたたむる妻の仕ぐさよ日日あたらしき

雪みちにバスは大きく揺れゆれてひくく灯れる町に入りゆく