初恋

シリーズ

11

恋初めるころ

自分の初恋がどの時どの人だったかを決めるのは

難しい事ですね。幼稚園の頃の幼馴染か、小学校の

優しい担任の先生への淡い思いか。私は苦しみを

伴い、更に片思いに終わったものを”初恋”と呼びたい

と思っています。全ての愛が色褪せる中、それだけは

何時までも鮮やかに心の中に在るからです。私の

初恋は中学生の時でした。

作品ナンバー

10−04

幾百遍君の名しるし幾千遍

       君の名呼びぬ少年吾は

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