初恋
シリーズ
2
誰が踏みそめし
作品の題名は島崎藤村の詩「初恋」よりとり ました。
林檎畠の樹の下に おのづからなる細道は 誰が踏みそめしかたみぞと 問ひたまふこそこひしけれ
私は版木を彫るときに、この詩をよく口ずさみ ます。版の中の少女に生命が宿り、生きるが 如く彫りあがれとの願いを込めて。
作品ナンバー
9−19
愛一瞬 故 君に請う今はただ 狂い狂いて 狂い狂うを
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