カトマンズの少女

ネパール

インドやネパールを旅していると、普段は思いもしないようなことを

考えます。死についての思いもその一つです。此処では人間の

死がそのままの姿で見えているからでしょう。

ガンジス川の岸辺では、一日中火葬の煙が立ち昇り、

恋人たちはベンチで寄り添いそれを眺めています。

灰になるだけの自分、だからこそ今を大切に

生きたいと思ったりもするのです。カトマンズでは

クマリと呼ばれる生き神様の少女とお会いしました。

でもこの絵の少女は普通の少女、生き神様ではありません。



作品ナンバー
10−16



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